映画『脳内ニューヨーク』はシーモアから、カーフマンから入ったのですが、少し難解ですが。
園子温監督の「恋の罪」で、カフカの『城』が出てきます。
カフカの城:測量士が城を測量するために城に入ろうと、ぐるぐるまわり、
村長が、「測量士入らないけど、子使いなら雇う」といわれ迷う。
城:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9F%8E_(%E5%B0%8F%E8%AA%AC)
恋の罪は、東電OL殺人事件を翻案した映画です。
:http://aada.at.webry.info/201302/article_10.html
フィリップ・シーモアが出ているというだけで見た「脳内ニューヨーク」
『マルコヴィッチの穴』や『エターナル・サンシャイン』の脚本家チャーリー・カウフマンの初監督作品。
で同じくカフカの『審判』がさりげなくでてくる。
審判:はカフカの死後1927年にマックス・ブロートによって編集・公刊された
※この中に納められている「掟の門」は、カフカ自ら発表されています。
「掟の門(おきてのもん)」は、ある田舎者が掟の門に入りたいと門番に尋ねるが、通してもらえない。
何年も何十年も待っても(※その間贈り物をしたり、それなりの努力はしている)
とうとう自分の命が切れると解った時、門番に尋ねる、
『この門に入りたいと言う人は現れなかった、その門は?』
門番は
『その門は、あんたのためだけの門だよ』
審判の最後に、主人公kが死ぬ時「犬のようだ!」ていうんです。
審判:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%A9%E5%88%A4_(%E5%B0%8F%E8%AA%AC)
まず、テーマが堂々巡り、自分を知ろうとして、足掻く、それをあの脚本家上りのチャーリー・カウフマンは、
自己陶酔型に、脚本のmoji を映像化しようと、きっともがいた。
セリフ好きのぼくでも、はっきり言って、省略すべきセリフは、死屍累々とあり、悩まされた。
それに、気付くのが、繰り返し見た5回目だった。
それは、テーマどおり、結果成功しているけど、2度とチャーリー・カウフマンの映画は見ないと思う。
その討ち死に的のセリフは、クソマジメに拾っていたボクのバカさ加減を、ついでに見てってください。
最後に掃除婦が、劇作家本人ケイデン役に、ケイデンが、掃除婦役になった頃です、気付いたのは。
最初、ラジオで「秋」について何か詞をと女性教授に振ると、喜びに満ちて読む1節
「今家を持たぬものは、一生持たぬだろう。
今孤独なものは、この後も孤独に_
夜通し本を読み、長い手紙を書くだろう。
そして並木道を不安気にさまよう
枯れ葉が散る時.....................。」
いかれた精神科医に夫ケイデンを横にして、妻アデルが
「ケイデンの死を想像するの、楽になって、やりなおせたらと」
ケイデンが、妻に「失望させたか?」て聞く。妻のアデルは
「人間同士だもの、失望だってするわ。ロマンチックな恋愛なんて幻影にすぎない」
受付け嬢から、めがね売り場、そこからヘイデンの助手になったヘイゼルとついに一夜を共に
が、妻や子のことを考えてできない。
ヘイデン『キミはとてもいい人だ』 ヘイゼル『今言うセルフじゃないわ』
へんてこな精神科医に避けている真実とはを聞かれ
『避けている真実は、原因不明の病気で......死ぬ前に何かを成し遂げたい』
精神科医は
「ぜひ死ぬ前がいいわ、回復を手助けする本があるの」と自分が書いた本を並べてある中2階を見せる。
精神科医は
「4歳の書いた本。Little Winky
テーマは、反ユダヤ主義で毒気に満ちている。主人公はまずKKK団に入り、黒人の元囚人と出会い
転落人生。黒人の名は、...。で、しかも5歳で自殺」
ヘンデンの舞台の主役を演じたクレア
「知らない ということを知るのが、物事を知る第一歩だもの」
はじめて、まともなセリフがでてきましたが、束の間でした。
ヘイデン自身の役者オーディションにきた、今までのシーンで何度も何度も隅に出て男が
『キミを20年追っている、君のことは何でもわかる、真の自分がわかる』という、やっと訳がわかりかけ
『なぜなくのか?気持ちは、キミにだけだ。キミと合体してキマイラになりたい!
2組の目は互いに見、唇は、永遠に触れる、声は自らにささやく』
※キマイラ=ペニスとヴァギナを併せ持つ空想の動物
娘を探し出す、彼女は刺青を施し、裸をガラス越しに見せるダンサーだった。
彼女に送ったピンクの箱は、打ち捨ててあった。涙がでないので、涙液を両目に入れて、泣く。
娘に、同性愛者で、シリとセックスする汚い人間だと、無理強い告白させて、
「I can not!]と憎しみを露にしたまま娘は死んでしまう。
やっとヘイデンは方向性が見えたっていうんです。
もし、皆が、死んで、ボクはタダのちっぽけな人間、大勢のちっぽけな人間の中のちっぽけな一人さ
..........400字ぐらいは裕に越えるテロップが、延々と。
脳内ニューヨーク Synecdoche, New York
ストーリー
ケイデン・コタード(シーモア)は、ニューヨークに住む人気劇作家。ある日突然、妻・アデルが娘を連れて家を出て行ってしまう。不運続きの彼のもとにマッカーサー・フェロー賞(別名“天才賞”)受賞の知らせが舞い込む。セラピーに通うケイデンは、その賞金を使い、自分の人生を“再生”するための手段として自分の中に、つまり脳内にニューヨークの街、住む人を、自分まで登場する劇を巨大な建物の中で再現し、改造していこうと…。
キャスト
ケイデン・コタード=フィリップ・シーモア・ホフマン
ヘイゼル:ー=サマンサ・モートン(7変化してます)
クレア・キーン=ミシェル・ウィリアムズ
アデル・ラック=キャサリン・キーナー(カポーティのときボディガード役で出ていました)
タミー=エミリー・ワトソン
ミリセント・ウィームズ=ダイアン・ウィースト
マリア=ジェニファー・ジェイソン・リー
マドレーヌ・グラヴィス=ホープ・デイヴィス
サミー・バーナサン=トム・ヌーナン
スタッフ
監督 ・脚本 チャーリー・カウフマン
製作 アンソニー・ブレグマン
チャーリー・カウフマン
スパイク・ジョーンズ
シドニー・キンメル
製作総指揮 ウィリアム・ホーバーグ
ブルース・トール
レイ・アンジェリク
音楽 ジョン・ブライオン
撮影 フレデリック・エルムズ
編集 ロバート・フレイゼン
配給 ソニー・ピクチャーズ・クラシックス
公開 2009年11月14日
上映時間 124分
アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $20,000,000
興行収入 $4,297,030
コケタ理由は、もうおわかりですね。でも、考えようによっちゃ、5回も映画を観たので、トクスル映画と言えば
言えます。
シーモアとカウフマンとカフカファンは、必見です。 ぼくは、感動しました。

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