「恋はデジャブ」は、一日を、明日の今日という日を1,000年続けたら、悟れるのかなって

デジャブ(デジャヴュ/デジャヴ):
ある光景を見てそれを前にも見たことがあると錯覚する現象である。
基本的には記憶の中にある昔の映像と今見ている映像が脳内で
関連付けられたにもかかわらず、その昔の記憶の詳細(場所、時間)
を思い出せない場合に生ずる違和感がその正体である。

日本語は既視感(きしかん)にあたる。

リーインカーネーション:生れ変り;輪廻


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この映画は、テレビの天気予報士の同じ1日を1000年以上の輪廻を繰り返し、
そして浄土に行く道を
アメリカ式解釈で、判りやすく、コメディーの要素を入れてうまく語られている。

映画は、正面では、一切宗教色などない。むしろ絶無です。

でも、浄土思想が、この映画の根幹なんですね。そういう風に観れば、感動の連続です。

2月2日の1日の繰り返しが、理由もなく彼に始まる。しかも千年も。

いつものように印象的なセリフをご紹介いたします。
最初の輪廻に気付いたとき、今日の借りを明日に返さなくともいいと判ったとき、

「人生は、自分で決めることが、一番だ」

そして、好き放題、色欲、食欲を思うままにしている時に、
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デレクターのリタに言われる。

「おのれの事しか考えない愚か者よ、むなしき名声を追い求めて行き、
命さえ朽ち果てれば、醜く穢れた土と化し、
涙する者も、挽歌を歌う者も、賛美する者無し」
ウオルタースコットの言葉をすらすらという。

それでも段々と、リタが好きになり、何度も何度も輪廻して、リタの情報を手に入れ、好かれるように努力するが、
いつも、ビンタで返される。

それで、彼は、絶望して自殺する。
電気ショック死、飛び降り自殺、自動車飛び込み自殺、ビルを、がけを飛び降りる。

それでも、輪廻は止まらない。

ある同じ日が何百年も続く、2月2日ばかりののある2月2日、帽子にカード入れゲームをしている
予報士とリタの会話

「半年間毎日4時間練習すれば、帽子入れは、1人前」

「これを、あなたは永久にやるの?」「そのようです」

「だが、これが最悪じゃない、何が最悪かというと
悲しいかな君は、明日になると、このことを全部忘れる、ボクをバカ扱いする」

「そんな事!」

「良いんだ、バカだから。
それもどうでもいい。
あんまり何回も自殺したから、この世にいないような気がする」

「私は、死んでも死んでも蘇りたいわ。
元気を出して

これは、悪い事じゃないかもよ。あなたの考え方一つだと思う」
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「前向きだね、キミは」
「いつかまた、おなじことをできると良いわネ」

「そう願うよ」と

あの呆れ顔が印象です。なにも判ってへんやないか!って。

死ぬ事をあきらめて、自分を磨く事に。

氷細工から始まり、ピアノ、や善行を始める。きっと何百年も掛けて。
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彼女のために、雪でリタの顔を彫って見せる。
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彼女
「なんて言えばイイ?言葉が出てこない」

「僕が言う、
明日何が起ころうと、将来どうなろうと、
今は、幸せだ。キミを愛しているからだ。


今が大事なんですよ


どうです、浄土に行く手順を教えてくれてませんか。

ボクは、浄土なんて、くそ食らえなんですが、今が大切だということを感じとりました。

最後の言葉は、今日という日の有り難さをうまく言っています

「今日は、昨日の明日だ!」
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『恋はデジャ・ブ』(原題: Groundhog Day)
超常現象によって閉じた時間の中に取り残され、田舎町の退屈な祭事の日を際限なく繰り返すことになった男性が、己の高慢で自己中心的な性格を改めて恋を成就させるまでを描く。



「恋はデジャブ」ストーリー

人気気象予報士フィル・コナーズは仕事仲間のリタ・ハンソンおよびラリーとともに、
毎年2月2日の聖燭節に行われるグラウンドホッグデーを取材するため、
田舎町であるペンシルベニア州パンクスタウニーに。
グラウンドホッグデーとはウッドチャックが自分の影を見て冬眠するかどうかを観察することよって、
春の到来の時期を占う伝統的な祭事。
フィルにとってこの田舎行事の退屈さは耐え難く、当然身も入らない。
嫌々ながら一日を終えた彼は、都会への帰途、天候の急変により前日の宿に泊まることになった。

ところが翌朝、フィルが目を覚ますと、その日はまたしても2月2日のグラウンドホッグデーであった。


「恋はデジャブ」キャスト

フィル・コナーズ = ビル・マーレイ
リタ・ハンソン = アンディ・マクダウェル、デレクター
ラリー (Larry)= クリス・エリオット、カメラクルー
ネッド・ライアソン (=スティーヴン・トボロウスキー保険のセールスマン。
ナンシー・テイラー (= マリス・ジェラティ偶然再会した高校の同窓生

「恋はデジャブ」スタッフ

製作総指揮 - C.O.エリクソン
製作・監督・脚本 - ハロルド・ライミス
製作 - トレーバー・アルバート
脚本 - ダニー・ルビン
撮影監督 - ジョン・ベイリー
音楽 - ジョージ・フェントン
作中で繰り返される同じ1日の回数は、最初の脚本では数千年以上続くという設定であったが、最終的な映画ではループの年月は明らかにされないまま終わる。

「恋はデジャブ」

ラストシーン

撮影終盤、ラストシーン(時間のループから抜け出して朝目覚めるシーン)の
服装をどうするかで監督のハロルド・ライミスと主演のビル・マーレイの意見が対立した。

ビルはハロルドに「このシーンの撮影は服装が決まるまで断る。昨夜と同じ服なのかパジャマなのか何も着ないのか?」と強く迫った。このシーンの服装は、昨夜フィルとリタの間に何があったかを暗示するからであるが、ハロルドは特にアイデアを持っておらず、ビルの質問に答えることができなかった。

そこでハロルドは出演者とスタッフに「同じ服」か「パジャマ」かの多数決を取ったが、意見が五分五分に分かれてしまった。すると初めて映画製作に関わったADの少女が「フィルは絶対に昨夜と同じ服を着るべきです。もし違う服ならばこの映画を台無しにしてしまいます」と言ったので、ハロルドが彼女の意見を採用してラストシーンは「同じ服」に決定した。リタの「昨日は何もしなかったのに」というセリフが示すように『関係』がなかったことを明示させた。

反響・評価 もともとはロマンティックコメディとして意図して制作されたが、
後に
「人間の幸福は自分の中をいくら追求しても求められるのではなく、
他人の幸福によって得られる」といった宗教哲学的な面から本作が語られることが多くなった。

映画評論家町山智浩は、

この作品はニーチェの永劫回帰思想をたったの100分で表現しきっていると、と賛辞を呈した。















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