映画「ソロモンの偽証」前編後編
映画「ソロモンの偽証」
前篇・事件 / 後篇・裁判
本作でデビューし、役名を芸名とした主演の藤野涼子をはじめ、生徒役となる主要出演者はオーディションによって演技経験を問わず選定され、本作が初出演作となった者も少なくない。
映画版ストーリー
前篇(事件)
38歳の教師・中原涼子(旧姓・藤野)は母校の江東区立城東第三中学校に赴任し、
新任校長・上野素子の求めに応じて、
同校で「伝説」となっている、23年前涼子が中心となって「校内裁判」の顛末を語り始める。
1990年、大雪が降ったクリスマスの朝、
2年A組の涼子(藤野涼子)と野田健一は雪に埋もれた
同級生・柏木卓也の遺体を学校出入り口付近で発見する。
遺書はなかったが、屋上からの飛び降り自殺と断定されたが、
刑事を父に持つ涼子。校長先生、柏木の担任の教師2年目の森内先生(黒木華)宛に
告発状が送られる。森内先生は、その告発状を見ていない。
柏木はクリスマスイブの午前0時頃校舎の屋上で、大出俊次ら3人の不良生徒に屋上から笑いながらふざけて落としたのを目撃したと言う内容。
当時の校長・津崎)小日向)は、大出の担当刑事の佐々木(田端智子)と話し合い、
偽告発状と断定して、差出人を特定するため
カウンセリングと称し生徒と個々に面接して送り主の生徒を特定しようとする。
浮かんできたのは樹里と松子だった。
しかし、結局、告発状の件も嘘の告発状の件も発表しないことにした。
ある晩松子は、雨の日に車に弾かれて死ぬ。樹里はショックのため声が出なくなる。
大手の家が火事になる。
一方、涼子は卓也の生前、大出らが樹里たちをいじめ暴力を振るう場面を目撃、助けに入った松子もいじめられ、『助けて』と叫んでいるのを、後ずさりして逃げるところを柏木に見つかり、
学級委員として日々いじめ廃絶を訴えていながら逃げようとする態度を
「口先だけの偽善者」とののしられていた、あの鋭い目で。
しかし涼子たちの担任・森内恵美子に送られた分の告発状が破られ捨てられていたものが、
事件のもみ消しを図った証拠と称してテレビ局に送りつけられ、
告発状の内容は大々的に報道される。
犯人と名指しされた大出らは不登校に追い込まれる。
森内は告発状の受け取っていないことを主張するが、生徒、職員室やマスコミでの追求に耐えられず退職し、
佐々木のアドバイスで調査会社にその告発状の流れを、依頼。
津崎校長は一連の出来事の責任を取り辞任する。
問題の追及が大人たちの思惑でうやむやになってゆく。
涼子は3年生に進級し、
柏木の言葉や二人の同級生を失う一連の出来事に思い悩み続けていた。
しかし、マスコミの興味本位の報道に振り回され、
一向に明らかにならない真実に業を煮やした涼子は、
自分たちの力でこれを追求する決意をする。
卓也の友人だった他校生・神原和彦との出会いから、
涼子は事件の追及を裁判の形式で行うことを思いつく。
先生たちの強い反対を受ける。親からも先生からも、そして警察からも。
彼らに理解を示すベテラン教師・北尾が後押しをする。
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後篇・裁判]ネタバレになりそうなのでボクの好きなセリフ集。
森内恵美子 事件のクラス担任= 黒木華
「面倒な生徒だというレッテル貼り付け,私はそれ以上考える事を止めました。」
神原「両親と向き合う事をさけていました。ゲームをして、そしたら
ボクの両親はいつも不幸せだった訳じゃなかった。
それ以上に楽しかったこと......
7歳のときは、今の両親と出会うまでは、分からなかった」
津崎校長「柏木君は,外の世界から遠ざかり,生きる気が失せ,人生に悲観しているように感じました」
藤野「あの目で私を見てた
『なんで助けてやらないんだ』って
『おまえみたいな口先だけの偽善者が一番悪質だ』って。
ショックだった、だけど、自分でもそう思った。
怖くて助けに行けなかったのに、
言い訳してる自分が死ぬほど嫌だった』
藤野の父「自分の家は大丈夫と思ってた。もし涼子が死んでいたら、涼子がどんなに深い傷を負っていたのか
それすら分からず終いだった」
藤野の母「あなただけじゃない,自分が望んでいるあの子だけを見てた、涼子のいいところだけを見てた」
上野素子校長先生
「心の声にふたをしてしまうと,自分の見たいものしか見えなくなるし、
信じたいものしか信じられなくなる。
そのことが、1番怖いことなんだ」
キャスト
主人公・藤野涼子役をはじめとする1クラス分の生徒役を選ぶため、
日本映画史上最大オーディションが開催され、1万人のオーディションを勝ち抜いた
新人女優が2014年8月8日の午前8時8分に発表された。
主演女優の名は10月31日に役名と同じ藤野涼子の名でデビューすることが発表された。
藤野は発表当時14歳の中学3年生で、現在勉強のため高校1年生。
ある物知りが『オーディションの時、声が1番大きかったから」と自信無げに言っていました。
芸能事務所に所属してはいたがエキストラ以外の演技経験はなく、
オーディションを受けたのも3度目。
藤野涼子(学級委員)=藤野涼子
神原和彦(死んだ柏木の小学校時代の友人)= 板垣瑞生
「自分の罪は、自分で背負っていくしかないんだよ」
三宅樹理(にきびの多い友達はひとり)= 石井杏奈
大出俊次(不良)= 清水尋也
浅井松子(樹里の唯一の友達)=富田望生
野田健一(藤野と一緒で、柏木の第一発見者、弁護助手になる= 前田航基
柏木卓也(生に絶望した怖い目をした自殺した中学生)= 望月歩
倉田まり子涼子の友達検事助手=西畑澪花
井上康夫 判事- 西村成忠
藤野剛 涼子の父・刑事= 佐々木蔵之介
「でも、だけど、おまえの帰ってくる場所はここにあっるから」
藤野邦子 涼子の母= 夏川結衣
三宅未来 樹里の母=永作博美
この映画で樹里の母に嫌悪感を抱いたら、この映画の主張の反面教師の素質を持っていますよ、
ボクもそうですけど。
森内恵美子 事件のクラス担任= 黒木華
佐々木礼子刑事= 田畑智子
浅井洋平 松子の父= 塚地武雅
浅井敏江 松子の母=池谷のぶえ
茂木悦男テレビ報道局員= 田中壮太郎
垣内美奈絵 森内と同じマンション住人DV被害妻= 市川実和子
大出勝 不良の父=高川裕也
大出佐知子 不良の母=江口のりこ
高木学年主任バカな暴力教師= 安藤玉恵
楠山教諭 バカな教師=木下ほうか
神原歩美(養母)= 森口瑤子
神原悟(養父) =筒井巧
小林修造(古い電器店主人・証人) - 津川雅彦
河野良介(調査会社) = 嶋田久作
上野素子(現在の校長) = 余貴美子
「14歳じゃないんだから、齢を獲れば、たいていのことで疵付かないし、
自分をごまかすことだけ上手になっちゃうもんね、先生は?」
「いえ、普通。私も普通になりました。普通の奥さんで、普通のお母さんに」
北尾教諭 理解ある= 松重豊
津崎正男(事件当時の校長) =小日向文世
中原涼子涼子が大人に=尾野真千子
スタッフ
監督 成島出(いづる)(八日目の蝉)https://cinema75.seesaa.net/article/201405article_1.html(草原の椅子)(虹の岬の喫茶店)
脚本 真辺克彦
原作 宮部みゆき
製作 矢島孝・秋田周平
製作総指揮 大角正
音楽 安川午朗
主題歌 U2
「ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー」
制作 「ソロモンの偽証」製作委員会(松竹、木下グループ、博報堂DYメディアパートナーズ、朝日新聞社、GYAO!、KDDI)
配給 松竹
公開2015年3月7日(前篇) 2015年4月11日(後篇)
上映時間 121分(前篇) 146分(後篇)
※封切り
前篇は日本では全国311スクリーンで公開された。
公開初週土日2日間(3月7日・8日)の成績は動員9万1,850人、
興収1億2,012万8,100円で、全国映画動員ランキング(興行通信社調べ)初登場3位となった。
ついでにソロモンについて
ソロモンは、旧約聖書の『列王記』に登場する古代イスラエルの第3代の王。
イスラエルの王ダビデは家臣の妻と関係を結び、夫を殺した。
この2人の2人目の子として生まれたのがソロモン、
彼は父の死後、兄など王位継承者たちを殺して王となった。
エジプトのファラオの娘と結婚することで
安全保障を確立し、古代イスラエルの最盛期を築いた。
生まれ: エルサレム死没: 紀元前931年, エルサレム
神がソロモンの夢枕に立ち、「何でも願うものを与えよう」というと、
ソロモンは知恵を求めた。神はこれを喜び、多くのものを与えることを約束した。
ここからソロモンは知恵者のシンボルとされる。
では、ソロモンはこの映画の中で誰を指すのかは、津川雅彦さんがいとも簡単に指すぐらい簡単です。
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カテゴリーは、右側にありますが、もう少し細かいカテゴリーを見たい場合、
1度カテゴリーのどこでもクリックしたら、もっと細かいカテゴリーが見れます。
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